三浦海岸
「三浦市」といえば「海」のイメージが代表的で、私も大好きです。小さい頃は海水浴だけでなく、時化の後の海辺でテングサを拾って寒天を作って食べていました。他にもイボニシ、シッタカ、トコブシなどの貝をとっていました。祖父が漁師だったので、夏休みは朝4時頃に船に乗って、まき網漁を手伝い(邪魔?)をしていました。学校がある日は漁に行くと学校に間に合わないので、いけませんでした。漁業は今はやっていませんが、落ち着いたら再開しようかと思っています。再開したら、このネットショップでも鮮魚(おそらくタコのみだと思いますが…)始めてみたいです。ひとまず漁業権だけは取って、素潜りでもやってみたいなぁと思っています。
三浦海岸は小学生でも自転車でいける距離でしたが、小学校より遠くて、自宅近くがすぐ海だったのであまり行きませんでした。当時から海の家はたくさん立ち並んでいましたが、小学生のお小遣いではジュースやかき氷が高くて買えなかったというのもあります。逆に観光で来られる方にとっては
京急線の三浦海岸駅より徒歩3分というアクセスの良さに加え、海の家が立ち並ぶ、三浦半島の代表的な海水浴場です。波も穏やかで、砂浜の海岸線が続く、ご家族連れには大人気の海水浴場です。また格安の公共駐車場もあり、車でも便利です。時々映画かテレビかCMなどのロケ地として撮影されている風景をよく見ますし、少し前の「泣くなはらちゃん」というドラマではメインのロケ地として撮影が行われていました。
同じ県下に湘南がありますが、湘南海岸に比べて、混雑状況も比較的空いていて、砂の色も白く、お盆を過ぎてもクラゲがほとんど出現しないのが、地域住民の密かな自慢です。また冬場は国の指定産地である大根を沢庵に加工するため、天日干しされた大根が立ち並んでおり、一つの風物詩になっています。当農園でも生産が希少になった三浦大根を生産しており、海辺ではありませんが、作業場の外の風通しの良いところに並べています。
だいぶ昔にシェル石油の創始者の方が、石油会社を興す前に三浦海岸に来て拾った貝殻をイタリアで販売して財を成したと聞いたことがあります。